平均値と中央値
「平均値と中央値の使い分けを間違っている人が多い!」というつぶやきを見かけました。
言われてみると、違いがよくわかっていないな、と思いましたので、調べてみました!
平均値は、全てのデータの合計をデータの個数で割ったもの
中央値は、データを小さい順(または大きい順)に並べたときに真ん中にあるデータの値
う~ん、なんとなく、わかったような、わかってないような…
例え話をしてみましょう。
ある町に100人の人が住んでいます。
100人のうち90人は、年収300万円で、
100人のうち10人は、年収5,000万円とします。
このとき、平均値は、
90人×300万円 + 10人×5,000万円 を 100人 で割って、770万円になります。
これだと、ほとんどの人は、「そんなに多くないよ~」と思っちゃいますよね。
この町の人たちだったら、中央値の方が、みんなが納得してくれそうです。
中央値は、小さい方から数えて50番目(本当は50番目と51番目の平均)の300万円です。
ほとんどの人は、「そうだね」と思いますよね。
これが平均値と中央値の違いです。