ニックネームで呼び合う理由。そして、さらに大きな効果の可能性
先日の記事で、私が昨年の秋に参加したセミナー、「知命塾」のことを紹介しました。これに参加して、いろんな気づきがあった、自分の中で何かが変わった。そんなセミナーでした。
これに参加して、気づいたことのひとつを紹介した記事がこちらです。
ニックネームで呼びあう
この塾では、同じタイミングで入塾する10人強のメンバー(私たちの期は12人)が、本名や勤め先、役職などを明らかにしないで、ニックネームでお互いを呼び合うようにしています。これは、参加したメンバーの勤め先や役職などを先に知ってしまうと、先入観で相手を見てしまうこと、相手が得意先の人だったり競合の人だったりしたときに言いたいことが言えなくなってしまうこと、を避けるためです。
4か月後、この塾が修了するときに、本名と勤め先などが、正式に明らかにされます(中には、塾の途中でなんとなくにじみ出てしまう人もいますが😅)。ただ、このタイミングまで来ると、もはや本名を聞いてもイメージが合わず、塾が修了しても、ずっとニックネームで呼び合う関係が続きます。
ニックネームの効果
そのくらい定着してしまうニックネーム。最初に自分にニックネームをつけるときには、わりと気楽に考えていましたが、この記事を見て、「!」と光りました。
「揚げたろうくん」と「ころもちゃん」。うまいネーミングですね。そして、なりたい自分、理想の自分を考えて、それにあうニックネームをつける。そしてそれを演じる。そうすることで、なりたい自分になっていく。これを、自分の会社(面白法人カヤック)の中で社員に定着させようという、柳澤社長の考え方。「!」でした。
将来の自分を想定して、そこからさかのぼって、今の自分がやることを考える(バックキャスト)という、知命塾の考え方にも通じるものがあります。
まとめ
知命塾でメンバーがニックネームで呼び合うこと、その理由、そしてそれがもたらす大きな効果を、面白法人カヤックの柳澤社長のブログも重ねて、考えてみました。これを利用して、いろんな「なりたい自分」を考えて、絵や漫画のように想像すること、そしてその絵に名前をつけること、で、ホントになりたい自分に、早く到達できるかも、と思いました。