気づいたこと、不思議に思うこと

普段の生活の中で、「あっ!」とか「あれ?」とか思ったことを書いていきます。読んでくださった人に少しでも響いたら、うれしいです。

北朝鮮のミサイル発射実験

北朝鮮が、またミサイルを発射し、そのミサイルが日本海排他的経済水域に落ちた、というニュースがありました。
いやな気持ちになりつつ、「排他的経済水域とは?」と疑問に思い、調べてみました。

排他的経済水域とは?

外務省のウェブサイトに「KIDS外務省」というページがあり、その中の「みんなの質問」というコーナーで、「ちょっと知りたい言葉の意味」として、排他的経済水域の意味が説明されていました。

排他的経済水域とは、漁業をしたり、石油などの天然資源を掘ったり、科学的な調査を行ったりという活動を、他の国に邪魔されずに自由に行うことができる水域です。海に面している国は、決められた幅(約370Km)を超えない範囲で、自分の海(領海)と、みんなの海(公海)との間に排他的経済水域を設定することができます。海に面している国は、これらの活動を行うほかは、排他的経済水域を独り占めしてはならないことになっています。たとえば、他の国が通ったり、飛行機が上空を飛んだり、他の国が海底にパイプラインを作ったりすることを禁止することはできません。

日本の反応

北朝鮮がミサイルを発射し、日本の排他的経済水域に落ちたことについて、安倍総理は次のように発表しています。

北朝鮮が国際社会の度重なる警告を無視して挑発を続けていることは、断じて許すことはできません。北朝鮮に対して厳重に抗議いたしました。先のG7で合意したとおり、北朝鮮の問題は国際社会の最優先事項です。北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動をとっていきます。また、韓国を始め国際社会と連携しながら高度な警戒態勢を維持し、国民の安全を確保していくために万全を期してまいります。」(首相官邸ホームページ)

まとめ

このところ、続けて行われている北朝鮮のミサイル発射実験。大変な脅威です。大変な脅威なのですが、こうしてミサイル発射実験が続くと「またか」という気持ちになりがちです。そうならずに、また「誰かがなんとかしてくれる」という考えにもならずに、どうするべきか、みんなが考えないといけません。
ちなみに、海に落ちたミサイルは、そのまま海の底に沈むのではなく、回収して再利用される、という話を聞きました。経済的な理由だと思いますが、この点は結果として環境に配慮したことにもなるのかな、と思いました。