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気づいたこと、不思議に思うこと

普段の生活の中で、「あっ!」とか「あれ?」とか思ったことを書いていきます。読んでくださった人に少しでも響いたら、うれしいです。

「2030年展望と改革 タスクフォース報告書」なかなかイイことを言っている

2030年。

それまでの間に、日本で、世界で、どのような変化が起きているか?

そのとき、日本は、どうなっていたいか?

そのために、なにをするか?なにができるか?

そんなレポートが、政府から出されていました。発表したのは、経済財政諮問会議内閣総理大臣が議長で、財務大臣など関係大臣のほか、大学の教授や民間企業の社長などがメンバーになっている機関です。

先日、このレポートをもとにした公開シンポジウムが開催されていたので、聞きに行ってきました。

レポートの内容は

レポートのタイトルは「2030年展望と改革 タスクフォース報告書」。平成29年1月25日に公表されています。

2030年展望と改革タスクフォース 会議情報等一覧 : 経済財政諮問会議 - 内閣府

レポートの内容は、ものすごくざっくりといえば、冒頭の問いかけに対して、変化を予想し、なりたい姿を描いて、なすべきことを考えた、というもの。本文では、このレポートについて、次のように書かれています。

デフレ脱却・経済再生の先にある2030年の経済社会として目指すべき姿を描き、そこからバックキャストして、その実現に向けて何が必要か検討し、進めるべき改革の方向性や内容について提言する。 (本文p.1)

そして、予想される世界経済や日本経済の変化、そのときに目指すべき姿、そのために必要なことが、具体的に書かれています。

思ったこと

将来の姿、こうなりたい、こうありたい、それを描く。そのために、いまある状態を客観的にとらえ、将来の姿と今の姿とのギャップを明らかにする。そして、そのギャップをどうやって埋めていくかを考え、実行していく。この「バックキャスト」という考え方、やり方は、以前、私が参加した転職のための勉強会「知命塾」で知りました。それ以来、このやり方を参考にしています。

それから、このレポートで、いいなと思ったことが、ふたつありました。ひとつは、目指すべき姿の具体的なイメージ、なすべきこととして具体的なプロジェクト、が描かれていることです。抽象的なことだけでなく、例えばこんなことが、と想像できるような例が書かれています。

もう一つは、いろんなデータを集めて分析していること。もちろん、データによってあらわされるものは、見方によって反応が違ってきます。このデータを使って、その結果を使って、このレポートではこう言っているけれど、こういう見方もあるんじゃないか?とか、このデータは自分の仕事にも使える!とか、利用できるのではないかと思います。

まとめ

このレポートで、もう一か所、引用したいところがありました。

将来を悲観しつつも現状に満足している国に豊かな未来は訪れない。悲観的なシナリオを打破するためには、まずは誰もが様々な課題を「自分の͡コト」と捉えることが第一歩となる。…誰もが「自分のコト」として考えることができる素地を作るためにも、我々が報告書で示したように、将来の経済社会の姿を描き、そこからバックキャストして今から取り組むべき課題やその解決の方向を提示していくことが羅針盤になる。(本文p.28)

課題を、自分のこととして考えること。自分自身の課題、勤めている会社の課題、住んでいる地域の課題。「地域」には、世界から見た「日本という地域」も含まれます。

そして、このレポートを含め、次に考えることは、「では、どうしたらみんなが自分のコトとして考えるようになるか?」だと思います。なかなかイイことを言っているのですが、テーマが大きいのと、文章がカタいのとで、どうしてもとっつきにくいです。とっつきやすくするためにどうするか?これもバックキャストで考えてみてはどうでしょうか。