こんなときは、電子書籍よりも紙の本がいいなぁ
本を読むのが好きで、ビジネス書を中心に、いろんな本を読んでいます。また、本を読むのに加えて、本屋さんに行くのも好きで、よく近くの本屋さんに立ち寄ります。
本屋さんに立ち寄り、本の平積みの様子や棚に並んでいる様子を見て、売れ筋の本を眺めたり、キャッチーなタイトルをチェックしたりします。
そういうのが好きなので、少し前まで、電子書籍は使っていませんでした。やっぱり、現物を見て、紙を触って、じゃないと、おもしろくないよなぁ、と。
でも、実際に電子書籍を買って、使ってみると、「これは便利!」と思いました。
何冊でも持ち歩けるし、重くない、嵩張らない。ことばを検索できる。これはいい、便利なことだらけ!と思っていました。
ですが、ふと、「こんなときは電子書籍よりも紙の本の方がいいなぁ」と思うことがありました。
紙の本のいいところ
ある日、本屋さんに入り、気になる本を見つけたときのこと。ちょっと気になる本を見つけ、手にとって、パラパラめくってみました。けっこう面白くて、「これいいな~、買おうかな~」と。
その場でその本屋さんで買うか、本屋さんを出た後に電子書籍で買うか、どうしようかなぁと迷いました。その次に「あれ?電子書籍だと、誰かと話をしているときに『それ、ここに書いてあるよ』と言ってその場で見せたりすることができないな」と思いました。
そうなんですよね、紙の本だと、同じ空間でひとつのものを見たり、貸して感想を共有したりできるのに、電子書籍だとそれができない。本の楽しみ方は、ただ読むだけではないのに、電子書籍だと、「その他の楽しみ方」ができないのです。
便利になると、何かを失っている
AI が会議の議事録をうまい具合に作ってくれるようになって、仕事の効率が上がる、だけど失っているものもある、そんな記事を前に書きました。
便利になることを否定しませんし、それこそが社会が発展していく原動力のひとつだと思います。
一方で、何かを失っていることも認識しておくと、便利さだけに流されることなく、「いま、自分に必要なものは何か?自分は何を選ぶべきか?」判断できるのだと思います。
まとめ
電子書籍は、とっても軽くて便利です。紙の本は、質感を味わい、誰かと共有するのが簡単。それぞれのいいところを利用することで、便利さと、なくさない方がいいものと、両方手に入れちゃいましょう!