見たいわけじゃないけれど、気づいたら見ているもの。それは…
通勤の途中、考えごとをしながら歩いていて、ふと気がついたら違うことを考えていた、なんてこと。よくあります。
散歩しながら、何かを思いついた。しばらくたって、あれ、さっき何を考えていたのかな、大事なことを考えていたような気もするけれど、何だったかなぁ、なんてこと。よくあります。
なんでしょう。なぜこうなるのでしょうか?私が考える原因は、こうです。
駅に着いたとき、電車に乗ったとき。街を歩くだけでも。目に入ってくるのは、何でしょう?そう、広告、広告、広告…何だか広告だらけです。目を引くデザイン、鮮やかな色、衝撃的なタイトル…目に入ってくるので、ついそれに反応して、目に入った文字を頭のなかで読んでみたり、クイズが書かれていると、その答えを探してみたり。液晶の広告モニター画面だったりすると、ずっと見てしまうことも。
もちろん、広告を出すことは、企業のまっとうな営業戦略で、これ自体がとがめられることはまったくありません。ものを売って利益を出すのが企業の目指すところであり、利益をより大きくするために、企業はいろんな方法を使ってものを売るわけですから。
なので、ものを買う側も、企業のそういう戦略を知って、その上で、ものを見る、ものを選ぶ、とした方がいいと思うのです。そうでないと、企業の戦略に、まんまとはめられていることになります。
まとめ
何を見るのも、何を買うのも自由ですが、相手の都合に惑わされず、自分で考えて、自分で決める。つねにこうありたいものです。
電車に乗って、しばらく、目の前の広告を見ていたときに、「はっ!これはいかん!」と気づいたことでした。
ニックネームで呼び合う理由。そして、さらに大きな効果の可能性
先日の記事で、私が昨年の秋に参加したセミナー、「知命塾」のことを紹介しました。これに参加して、いろんな気づきがあった、自分の中で何かが変わった。そんなセミナーでした。
これに参加して、気づいたことのひとつを紹介した記事がこちらです。
ニックネームで呼びあう
この塾では、同じタイミングで入塾する10人強のメンバー(私たちの期は12人)が、本名や勤め先、役職などを明らかにしないで、ニックネームでお互いを呼び合うようにしています。これは、参加したメンバーの勤め先や役職などを先に知ってしまうと、先入観で相手を見てしまうこと、相手が得意先の人だったり競合の人だったりしたときに言いたいことが言えなくなってしまうこと、を避けるためです。
4か月後、この塾が修了するときに、本名と勤め先などが、正式に明らかにされます(中には、塾の途中でなんとなくにじみ出てしまう人もいますが😅)。ただ、このタイミングまで来ると、もはや本名を聞いてもイメージが合わず、塾が修了しても、ずっとニックネームで呼び合う関係が続きます。
ニックネームの効果
そのくらい定着してしまうニックネーム。最初に自分にニックネームをつけるときには、わりと気楽に考えていましたが、この記事を見て、「!」と光りました。
「揚げたろうくん」と「ころもちゃん」。うまいネーミングですね。そして、なりたい自分、理想の自分を考えて、それにあうニックネームをつける。そしてそれを演じる。そうすることで、なりたい自分になっていく。これを、自分の会社(面白法人カヤック)の中で社員に定着させようという、柳澤社長の考え方。「!」でした。
将来の自分を想定して、そこからさかのぼって、今の自分がやることを考える(バックキャスト)という、知命塾の考え方にも通じるものがあります。
まとめ
知命塾でメンバーがニックネームで呼び合うこと、その理由、そしてそれがもたらす大きな効果を、面白法人カヤックの柳澤社長のブログも重ねて、考えてみました。これを利用して、いろんな「なりたい自分」を考えて、絵や漫画のように想像すること、そしてその絵に名前をつけること、で、ホントになりたい自分に、早く到達できるかも、と思いました。
「気づきの写真」で気づいたこと。こんなところにも効果が出てます!
去年の夏から秋にかけて、4ヶ月くらい、ある連続セミナーに参加していました。40代、50代の人たちを対象にして、転職することを想定した今後の働き方、そしてそれを含めた今後の人生を、自分で考えていこう、という内容。「知命塾」というセミナーです。
週2回、火曜日の夜と土曜日の午前に、同じタイミングで参加した10数人のメンバーが集まって、講義を聞いたり、ひとつのテーマについて話し合ったり。宿題を持ち寄ってみんなの前で発表する、なんていうワークも。
そのセミナーで行ったワークのひとつに、「気づきの写真」というのがありました。
気づきの写真とは
これは、普段、外を歩いているときや、電車に乗っているときなどに、ついつい見過ごしてしまいがちな、周りにある「もの」や「こと」に目を向けて、いままで気づかなかったこと、新しく発見したことを写真に撮って、メンバーの前で発表し、メンバーからコメントをもらう、というワークです。
これをやることで、いままでの考えにとらわれず、新しいことに目を向け、新しい発見をしよう、そして、それをいつも意識することで、新たな発想ができるようになる、それができるようにアタマをやわらかくしよう、というのが狙いです。
さらに気づいたこと
私は、この連続セミナーを数ヶ月前に修了したのですが、しばらく経って、あらためて、このワークのおかげだ!と思ったことがあります。
それは…
「ブログのネタをさがしやすくなった」
ことです。
「気づきの写真」のために、発表することを考える、そのためにネタを仕込む、 と思って周りを見るのと、
「ブログ記事を書く」ために、発信することを考える、そのためにネタを仕込む、と思って周りを見るのと、
アウトプットを前提としたインプットという感覚が、とても似ています。これが、「気づきの写真」の大きな成果でした。
そして、アウトプットを前提としたインプットは、あとまでけっこう覚えています。「気づきの写真」で発表するために、写真に撮ったものの説明の材料を探したり、「ブログの記事」として新しく知ったことを書くために詳しく調べたりしますから、自然に覚えてしまいますね。
まとめ
普段の何気ない日常のなかで、ちょっと気をつけてものを見るようにすると、いろんなものが見えてきます。また、書いたり話したりすることを前提にすると、気づいたことをより深く知ることができ、そのことは、長く、頭に、心に、残ります。
明日から、ちょっとだけ気をつけて、周りを見てみませんか?きっと何かが見つかりますよ!
自動運転どころではない?そして、「トロッコ問題」とは?
FinTechとか、AIとか、IoTとか…世の中、どんどん進化しているようです。
私は、あまり自分で車を運転しないので、AIとかそういうのがもっと発達して自動運転が当たり前になったら便利になるなぁ、などとぼんやり考えていたら。
もはや、自動運転どころではない?
なんだこりゃ!?
うーん😣かなり衝撃的です。 ドラえもんですね。
そして、自動運転を調べていたら、また不思議な言葉が。
「トロッコ問題」という言葉に出会いました。
タクシー、、、ドローン、、、トロッコ、、、いろんな乗り物が、、、
この「トロッコ問題」 というのは、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という、倫理学の思考実験だそうです。
線路を猛スピードで走るトロッコが、制御不能になった。向かう先には5人の作業員が作業をしている。このままでは5人とも轢かれて死んでしまう。ちょうど、あなたは線路の分岐器のところにいた。あなたが分岐器を操作すれば、トロッコは別の路線に入る。だが、別の路線には、また別の作業員が1人、作業をしている。トロッコが別路線に来れば、その作業員は轢かれて死ぬ。あなたは分岐器を操作して、トロッコを別路線に引き込むか?
という問題をひとつのパターンとして、いくつかのパターンで、この問題を考える、というものです。(wikipediaを参考にしました)
自動運転が発達すると、このような条件下に置かれたとき、AIにどのような判断をさせるのか?なかなか答えが出せない問題です。そして、地上の自動運転だけでなく、ドローンが自動運転のタクシーになったときには、どんな状況になるのでしょうか、、、?
みなさんはどう考えますか?
プレミアムフライデーをお得に楽しむために
先日、「毎月の月末の金曜日はプレミアムフライデーですよ」という記事を書きました。
そして、今日が、そのプレミアムフライデー当日でした。
事前には、賛否両論、いろんな意見が飛び交っていましたが、けっこう反応があったようですね。
このブログを読んでくださっている皆さんも、早く帰って家族と過ごした人、少し長めの旅行に出かけた人、イベントに参加した人、いろいろだと思います。また、「いつもと変わらず、仕事だよ!」という人も多かったかもしれません。
私?私は、仕事とそれ以外の境目があまりないので、毎日がプレミアム。プレミアムエブリデーです(笑)
そんなプレミアムフライデー、来月からも毎月続いていきますので、早いうちから計画を立てておくのもいいのではないでしょうか。(もっとも、来月末の金曜日は3月31日なので、ますます厳しいことになるような…)
そして、プレミアムフライデーをお得に楽しむために、役にたちそうなサイトを発見しました。
プレミアムフライデーをお得に楽しむ方法 – クーポン・割引・得点・スペシャルサービスなど
今月のプレミアムフライデーは、もう終わってしまいますが、来月以降の計画に、何か参考になれば。
ということで、今日のプレミアムフライデーの過ごしかた、そして、プレミアムフライデーをお得に過ごすためのお役だち情報でした。
議事録を作らなくてもよくなる!?そしてその先は…
仕事柄、打ち合わせや会議が多いです。そして、打ち合わせや会議が終わった後は、そこで話しあったことを忘れないように、そしてみんなで認識を同じにするために、議事録を作りますよね。
議事録を作るのは、大事な仕事だとわかっているのですが、他の仕事が重なっている時などは、「面倒だなぁ、誰か代わりにやってくれないかなぁ、そんなロボットがいないかなぁ」なんて思うことも、よくありました。
そんなことを考えていたら。
いまや、単に議事録を作るだけではなく。
雑音の中でも…AIが複数の人の会話聞き分けて書き起こし リアルタイムで議事録作成OK NTTが開発 - 産経ニュース
会議に参加した複数の人の声を聞き分けたり。
なにこれ、超楽じゃん。会議の議事録を自動でいい感じに作成するclarke.aiがイケてる - BITA デジマラボ
議事録をいい感じに作ってくれたり。
どんどん便利になっていきますね。
一方で、便利になっていくことの裏側には、気づかないうちに失っているもの、が必ずあります。
議事録は、後で読む人のために作るもの。大事なのは、一字一句、言ったとおりの記録をとるよりも、発言した人が何を言いたかったのかを見極めて、その意図がわかるように文章として残すこと。
議事録を作ることによって、聞く力、まとめる力が養われていたと思いますが、議事録を作る機会がなくなると、また別の方法で、そういう力を身につけていかないといけませんね。
経済教育、金融教育が必要だ
オレオレ詐欺、このごろあまり耳にしなくなったような気もしますが、最近は下火になったのでしょうか?(いまはオレオレ詐欺とは言わない?)
だます方も、身内の人を語っていかにもそれらしく話を持ちかけるのでしょうから、ついつい騙されてしまうのも、仕方ないところはあるのかもしれません。けっして、だましてもよいと言っているわけではありませんが。
警察も、いろんな情報を発信して対策に努めているようですし、普段から、騙されないように気をつけておく必要がありますね。
しかし、このニュースはちょっと…
ニュースによれば、被害者は、「アルミニウムの国際的な取引へのうその投資話を持ちかけて、」教職員から退職金を騙し取ったようですが…
人を騙してお金を取るという点では同じですが、このニュースは「なぜそんな話にだまされるのか?」という気持ちになります。
「投資したお金が何倍にもなって戻ってくる」という話だったのかもしれませんが、なかなかそんな話はないですよね。(単純にそれだけではないでしょうし、ほかにも事情があったのだろうとは思いますが)
そして、次に思ったことは、学校の先生も、もう少し、お金のこと、投資のこと、金融のこと、知っておいた方がいいな、ということです。
特に日本では、お金に関してあまりいいイメージを持っていない人が多く、あえてお金の話題には触れないし、学校でもしっかり教えていないように思います。
これから世の中に出ていく子どもたちに、そしてその子どもたちの間近にいる学校の先生に、もっとお金のことを知ってもらうこと、経済教育、金融教育が必要だ、と思ったニュースでした。