議事録を作らなくてもよくなる!?そしてその先は…
仕事柄、打ち合わせや会議が多いです。そして、打ち合わせや会議が終わった後は、そこで話しあったことを忘れないように、そしてみんなで認識を同じにするために、議事録を作りますよね。
議事録を作るのは、大事な仕事だとわかっているのですが、他の仕事が重なっている時などは、「面倒だなぁ、誰か代わりにやってくれないかなぁ、そんなロボットがいないかなぁ」なんて思うことも、よくありました。
そんなことを考えていたら。
いまや、単に議事録を作るだけではなく。
雑音の中でも…AIが複数の人の会話聞き分けて書き起こし リアルタイムで議事録作成OK NTTが開発 - 産経ニュース
会議に参加した複数の人の声を聞き分けたり。
なにこれ、超楽じゃん。会議の議事録を自動でいい感じに作成するclarke.aiがイケてる - BITA デジマラボ
議事録をいい感じに作ってくれたり。
どんどん便利になっていきますね。
一方で、便利になっていくことの裏側には、気づかないうちに失っているもの、が必ずあります。
議事録は、後で読む人のために作るもの。大事なのは、一字一句、言ったとおりの記録をとるよりも、発言した人が何を言いたかったのかを見極めて、その意図がわかるように文章として残すこと。
議事録を作ることによって、聞く力、まとめる力が養われていたと思いますが、議事録を作る機会がなくなると、また別の方法で、そういう力を身につけていかないといけませんね。
経済教育、金融教育が必要だ
オレオレ詐欺、このごろあまり耳にしなくなったような気もしますが、最近は下火になったのでしょうか?(いまはオレオレ詐欺とは言わない?)
だます方も、身内の人を語っていかにもそれらしく話を持ちかけるのでしょうから、ついつい騙されてしまうのも、仕方ないところはあるのかもしれません。けっして、だましてもよいと言っているわけではありませんが。
警察も、いろんな情報を発信して対策に努めているようですし、普段から、騙されないように気をつけておく必要がありますね。
しかし、このニュースはちょっと…
ニュースによれば、被害者は、「アルミニウムの国際的な取引へのうその投資話を持ちかけて、」教職員から退職金を騙し取ったようですが…
人を騙してお金を取るという点では同じですが、このニュースは「なぜそんな話にだまされるのか?」という気持ちになります。
「投資したお金が何倍にもなって戻ってくる」という話だったのかもしれませんが、なかなかそんな話はないですよね。(単純にそれだけではないでしょうし、ほかにも事情があったのだろうとは思いますが)
そして、次に思ったことは、学校の先生も、もう少し、お金のこと、投資のこと、金融のこと、知っておいた方がいいな、ということです。
特に日本では、お金に関してあまりいいイメージを持っていない人が多く、あえてお金の話題には触れないし、学校でもしっかり教えていないように思います。
これから世の中に出ていく子どもたちに、そしてその子どもたちの間近にいる学校の先生に、もっとお金のことを知ってもらうこと、経済教育、金融教育が必要だ、と思ったニュースでした。
知らない言葉に出会ったら
知らない言葉に出会いました。
「スノビズム」
さっそく調べてみました。
検索してみると、スノビズム(snobbism)は、「知識・教養をひけらかす俗物的態度」「紳士・教養人を気取った俗物的根性」という意味で使われるようです。
この言葉を見つけたのは、「経済学の宇宙」という本。書かれたのは岩井克人さん、東京大学の経済学の先生、名誉教授です。
この本の中では、スノビズムは「他の多くの人間が知らない世界を知る少数者の一員であるという自意識のこと」(同16頁)と説明されています。著者が高校生のとき、文学にハマって、「花咲く乙女たちのかげに」という本を買おうとしたら、店員の若い女性に笑われた、恥ずかしさと合わせてスノビズムを感じた、と書かれていました。ちょっとした「ニヤリ( ̄ー ̄)」感が出ていて、いいですね。
そして、 スノビズムから、人の傾向や考え方を表す「~イズム」をはずすと、もとになっている言葉は「スノブ(snob)」
これは、「俗物」と訳されるようですが、「靴屋」の意味もあるようです。
靴屋が俗物?靴好きの私としては、ちょっと納得がいきません。まあ、「俗物」の意味にもよりますが、あまりいいイメージでは持てないですよね。
これに関係して、経済学やマーケティングの言葉で「スノッブ効果」というものがあります。
ある商品を他のたくさんの人が欲しがっているときには、自分はその商品が欲しくなくなる(違うものが欲しくなる)という、消費者心理のことを言います。一方で、ある商品を他のたくさんの人が欲しがっていると、自分も欲しくなるという「バンドワゴン効果という言葉があることも知りました。
いま、心理学にも興味を持っているので、こんなところにもつながりがあるなぁ、と思ってうれしくなりました。
わからない言葉に出会ったとき、そのままスルーしないで、ちょっと時間を取って調べてみると、意外なところで新たな発見があったりして、おもしろいですね。
プレミアムフライデー
毎月、月末の金曜日には、午後3時をめどに仕事を終えて、早く退社し、仕事以外に時間を使おう、という「プレミアムフライデー」。
プレミアムフライデー(Premium Friday) どうする?月末金曜日。
「家族と過ごせる時間が増えてうれしい!」と喜ぶ人、「月に1回、2時間か3時間だけだと何も変わらないだろう」と思う人、「そんなことより長時間労働の問題を何とかして欲しい」と思う人、反応はいろいろ…
しかも、有給休暇をとらないといけないので、なかなか実現しにくいのではないか、と言われたりしてますね。
私がこの話を聞いたときに思ったのは、「そういえば、前は、土曜日は午後から休みだったよなぁ(半ドン、なんていう言葉もあったよなぁ)」です。このときは、土曜日の勤務時間はお昼までだったので、有給休暇をとる必要もなくて、友達と遊びに行ったりしていました。
去年(2016年)の12月に決まって、今月(2月)の24日から実施されるようです。さあ、広がっていくでしょうか?本当に広めようと思ったら、有給休暇ではなくて、勤務時間を3時までに決めるとか、もう少し工夫が必要かもしれませんね。
お金が破れた!どうする?
銀行やコンビニでお金(紙幣)を引き出したとき、きれいなお札(いわゆる「ピン札(ぴんさつ)」)が出てくると、なんだか嬉しくなりますよね。逆に、しわくちゃだったり、角が破れていたりすると、ちょっとガッカリします😖
角がちょっと破れているくらいなら、普通にお店で使えますが、お札は、どこまで破れたら使えなくなるのでしょうか?破れたお札は、破れていないお札に取りかえてもらえるのでしょうか?
答えは、日本銀行のホームページにありました。http://www.boj.or.jp/about/services/bn/hikikae.htm/
破れたお札は、3分の2以上が残っていれば全額分のお札と、5分の2以上が残っていれば半額分のお札と、取り換えてくれるようです!http://www.boj.or.jp/about/services/bn/sonsyo.htm/
でも、破れたりしないように、お金はていねいに扱いましょう。ていねいに扱う人のところに、お金は集まってくるらしいですよ😃
電子書籍のメリット
以前、電子書籍を初めて買ったとき、「電子書籍 デビュー」という記事を書きました。
思い込みを外して使ってみると、なかなかいいね、と思って書いた記事です。
その後、あらためて電子書籍の方が便利だなぁ、と思ったことがありました。
それは、他の人が書いた文章を引用して記事を書くときに、コピーして貼りつけることができる、ということです。
転載はダメ、と書かれていなければ、他の人が書いた文章を引用して記事を書くことができます。そのときには、どの文章を引用したのか、引用元を明らかにしなければいけません。そうしないと、盗作と言われてしまいますからね。
また、引用するときには、その人の文章を間違いなく引用しなければいけません。引用しているのに間違えてしまうと、引用元に対してとても失礼なことになります。
そんなとき、ほかの人の文章をコピーして貼りつければ、間違えずに引用することができます。これは、紙の文章を引用するときには使えないワザですね。
紙の書籍、電子書籍、それぞれのいいところを使い、取り入れていけば、便利で楽しく記事を書くことができますね。
なるほど と思った言葉「共創社会」
これからの世の中を考えるとき、使うと良いと思った言葉、見つけました。
これまでの社会は、人と人、会社と会社が競い争う「競争社会」
これからの社会は、人と人、会社と会社が共に創る「共創社会」
目指す姿に共感を得て、それを実現する方法に納得してもらい、実行する。
そうなるといいな、そんな風にしていきたいな、と、この言葉をみて、思いました。